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植物はヒトが生きていくのに必要不可欠な自然の恵み

ハーブ(Herb)とは


植物のイラスト

ハーブ(Herb)とは一般に、生活に役立つ香りのある植物を言い、活用分野としては料理や染料(ハーブ染め)、それにポプリなどのクラフトやガーデニングなど、多岐にわたります。この中でも、ハーブに含まれているさまざまな成分を「健康維持」や「美容」に活用する領域を「メディカルハーブ」と呼んでいます。  人類ははるか昔から、病気やけがをすると、身の回りの薬草で自らを癒してきました。したがって、メディカルハーブの歴史は人類の長い、経験に裏づけされた歴史といっても過言ではありません。

 植物は自らの生命活動のために「栄養素」や「酸素」「植物化学成分」などを作り出しており、これらの成分をヒトは植物からプレゼントしてもらっています。植物はヒトのように自由に歩きまわれるわけではないので、紫外線から身を守るための物質や、自身の傷を治癒するための物質、病原菌や害虫を遠ざけたり益虫を引き寄せたりするための物質など、植物自身の健康維持のために非栄養素も生合成しています。こうした非栄養成分を上手に使うことで、ヒトの「健康維持」や「美容」に充分に役に立つことが次々と立証されています。ハーブはこうした物質の宝庫であり自然の恵みなのです。
では、どのようにハーブを利用するのでしょうか?


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